恐怖と欲望の間で

投資(米国オプション、インデックス投資、米国債など)、幸福について。アーリーリタイアを目指してみたりみなかったり

STRIPS債について

どうもジョージです。

 

私は現在STRIPS債に投資しています。

STRIPS債とは米国財務省が発行している割引債です。一般的な利付債は一年に一回とか半年に一回クーポンとして利息の支払があるのですが、割引債は利息がなく満期に額面が償還されるものです。ゼロクーポン債ともいいます。そのままですね。

 

債券としてはゼロクーポン債が基本の形のようです。

STRIPS債の特徴として、ものすごく流動性が高い、償還まで複利運用できる(償還までの期間が長ければ割引率が高い)、償還まで課税を先送りできるというものがあります。また米国がデフォルトを起こす確率はとてつもなく低いので安全資産としての性格があります。

 

私は毎年1回できるだけたくさんの30年債を購入するようにしています。満期までの期間が長い→デュレーションが長いと金利の変動による債券の値動きが激しくなります。

 

実際最近の株式市場のボラティリティの高まりを受けて債権の利回りが低下し、債券価格が高騰しています。私はVIX指数連動型のETFオプションやSPYのオプションを取引していますがそれらの減価を補うくらいに債券が上がっています。

 

リスクオフ局面で利回りが上がるような場面では逆に債券価格は下落するので、そこは精神力で耐えていきます。

 

 

米中の貿易戦争により、中国が米国債を大量売却するぞみたいな脅しもあるみたいです。本当にそうなってさらにみんなが大量売却をして利回りが急上昇するかもしれません。そういう時のためにTLTというETFプットオプションをロングしています。