恐怖と欲望の間で

投資(米国オプション、インデックス投資、米国債など)、幸福について。アーリーリタイアを目指してみたりみなかったり

年金不安

どうもジョージです。

 

https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603/01.pdf

「高齢社会における資産形成・管理」報告書(案)が「金融審議会『市場ワーキング・グループ』(第23回)」において提示されました。

 

内容は1.老後の年金は不足するよ。2.若いときから投資をしてね。3.2000万以上は足りないよ。みたいな感じなんですがみんな分かってましたよね。何を今更という感じです。

 

年金は大丈夫大丈夫なんて大本営発表していましたがあまりにも見積もりが甘く、いつかは白日の下に晒されると思っていましたが、やっと発表してくれたなという感じです。

 

おそらくアベノミクスによりマイルドなインフレが起き(過激なインフレでもいいかも)、株価が大きく上昇していればGPIFの運用益から何とかなりそうだという政府の見通しだったと思うのですが、ここにきてインフレが起こりそうにないのがわかったので今回こんな発表をしたのではないかと考えています。

 

GPIFは今までにしっかりと運用益を上げているのですが(2018年度第3四半期の時点で+56兆6,745億円)それすらも焼け石に水なのでしょう。

 

あ、年金は絶対に「破綻」はしませんよ。1円でも年金として払っていれば破綻になりませんからね。支給開始を95歳からにすることもできるでしょう。

ただし、「価値」の目減りは確実です。

 

今回の報告書で自助が求められていますが、政府は年金の徴収を続け、賦課方式も続けるということです。これはさすがに納得ができません。即刻厚生年金の徴収を辞め、確定拠出年金の金額上限枠、年限を撤廃すべきです。・・・ま、やらないでしょうけど。

あ、国保は払っててもいいと思いますよ。国保は平均年齢までには元が取れるように設計されているようですので。問題は厚生年金ですね。どこまでサラリーマンと若者を苦しめれば気が済むのか・・・

 

年金問題は結局は老年世代と若者世代の世代間の問題なんだと思います。現代の姥捨て山問題ですね。

 

・・・企業型確定拠出年金の上限上げてください(真剣)