投資はギャンブルなのか
どうもジョージです。
全く投資をしたことのない人と投資の話をすると、「投資はギャンブルだ」、「いや違う」のような議論?がよくありますが少し検討してみます。
そもそもギャンブルの定義とは
賭博(とばく、英: gambling、独: Glücksspiel、仏: jeu d'argent)とは、金銭や品物を賭けて勝負を争う遊戯のこと[1]。Wikipedia
とあります。他にも色々定義があるようであまり定まっていないのかもしれません。
世間での認識は「ランダムな事象を選んだ結果、金銭が増えたり減ったりすること」のような感覚でしょうか。
投資の結果金銭は増えたり減ったりしますので、投資はギャンブルと言っていいのではないかと思います。
どういうコンテキストで話をしているか
多くの言語では文脈(コンテキスト)というものが存在し、表面的な「言葉」がそのままその意味で使われていないこともあります。「投資はギャンブルではないのか?」という会話がなされているとき、大きく次の3つの意味に訳することができるのではないでしょうか。
1.お金が(増えたり)減ったりしないか?
2.法律に違反していないか?
3.規範に反していないか?
それぞれを検討していきます。
1.お金が(増えたり)減ったりしないか?
単純に投資によってお金が減ることを心配していると思います。投資をしたことのない人にとって、お金とは形あるものやサービスと交換する手段なので、ただ価値が減るということに耐えがたい恐怖を感じているのだと思います。
ゆえに「投資はギャンブルではないのか?(お金が減ることがあるんだろ?だからやらない)」という意味で使われます。
2.法律に違反していないか?
このコンテキストで使われることはほとんど無いですが、常習的な賭事は違法なのでその確認で使っていると思われます。投資話を持ってこられたときにこういう使い方をするでしょうか。
3.規範に反していないか?
この使い方がほとんどだと思います。規範とは本人やある集団の中の「こうあるべき」という行動、思想のことです。投資はしてはいけないという話を周りの人がしているので「投資はギャンブルではないのか?(してはいけないことでしょ?)」という意味で使われます。
まとめ
私は投資はギャンブルといっても差し支えないと思うのですが、やはりギャンブルという言葉に若干ネガティブな印象があるので、投資は世のため人のためにすることで決して悪いことではないということを人に伝えたいです。
特に規範によって知らず知らずのうちに経済的な不利益を被っている人には、お節介かもしれませんがほんの少しずつリスクを適切にとることの大切さを伝えていきたいです。
そしてリスク、リターンのコントロールと言えばやはりオプションですよね。ね。